【フリゲー】フリーゲームのススメ: プレイ編

皆さんはフリーゲーム(以下:フリゲー)ってプレイしたことあります?

購入の必要がなく、ダウンロードさえしてしまえばすぐにプレイ可能なフリゲー。
しかし多くが個人製作のために「大したものないんじゃないの?」と思われがち。

ところが!フリゲーには市販のゲームではできない体験が待っている可能性があるんですよ!
食わず嫌いはもったいないのです!!

プレイ編と制作編の二回に分けて、フリゲー未経験者にも
フリゲーの良さを知ってもらいたいと思います。

扱うフリゲーの定義とは?

少なくとも当記事・当ブログで取り扱うフリゲーは、

  • オンラインゲーム(無料MO/MMO、FPS、ブラウザゲーム)は含まない。
  • インストール、非インストール(Flashなど)は問わない。
  • 完全無料でアイテム課金などが一切ない。

というやや曖昧な定義としておきます。
この定義に当てはまればジャンルは不問とします。

代表的なのはRPGツクールで作ったRPGなんかでしょうかね。

フリゲーのジャンル

恐らくオールジャンルが存在していることでしょう。
もっとも、前述のRPGツクールといったツールの充実・普及度などに
大きく左右されることも考えられますから、RPGとAVG(NVL)が多い印象でしょうか。

もちろん何かしらの言語で一から作り上げる方もいるので、
発見されていないだけで様々なジャンルの素晴らしい作品が埋もれている可能性があります。
※こういったものを探しだすのも楽しかったりしますね。

フリゲーのメリット・デメリット

ではここでフリゲーの良い点と悪い点を挙げてみましょう。
全てのフリゲーに当てはまるわけではありませんが、
市販品などとの差異をアバウトに捉える参考になるかと思います。

ではメリットから。

  • なんといっても無料!
  • 個人製作の場合が多いので、製作者に感想などを伝えることで交流が生まれることも(=距離が割と近い)。
  • 個人製作ならではの奇抜なアイディアや、色んな意味でキワドイネタなどを楽しめる。
  • 小品、短編が多いのでサクッと楽しめるものがたくさん。長編もかなりの数がある。
  • 自分も創作・制作をしている場合に良い刺激になったりも。

こんなところでしょうかね。

特に3つ目の市販品じゃお目にかかれないデザインやネタは
フリゲーの醍醐味とも言える部分です!
たとえ作りが稚拙だったとしても、ここが秀でているがゆえに
フリゲー界隈では人気作品になっているものもあります。

では反対にデメリットを見てみましょう。

  • 個人製作ゆえにバグ修正がなかなかされなかったり、突然開発中止があり得る。当然、文句は言えるはずもない。
  • モノによっては法に抵触するもの(著作権法違反など)もある。
  • 有名無名問わず玉石混交……かなりの数があるので、面白いモノに出会うにはそこそこ情報収集の必要がある。
  • 一から組んでいるゲームの場合は深刻なバグが潜んでいることも……。

といったところでしょうか。

まぁ想定の範囲内ではないかと思います。
こういった一面があることも踏まえた上でフリゲーを楽しみましょう!

 

どんなフリゲーがあるの?

ではここでフリゲーにはどんなものがあるか列挙していこうかと思います。
なお、チョイスは独断ですので趣味が反映されているかと。

ではまずRPGから。

らんだむダンジョン
RPGツクールVXというツールで制作されたRPGです。
ダンジョンがランダム生成なのではなく、そこで拾えるものがランダムです。

村とダンジョンを行き来するシンプル設計ですが、
本作の魅力はなんといっても膨大なアイテムの収集!
その数、なんと800以上!!正確な数はわかりませんが、凄まじいです。

そんなアイテムには詳細な説明が付記されており、
説明文もなかなか面白いものが多いです。
また、特定アイテムを持ったまま宿に止まると
アイテムにちなんだイベントが起きる場合もあります。


一部をご紹介。

テキトーな感じがあるのは魔界戦記ディ○ガイアあたりに通じるかも?
この説明文も同系アイテムではリンクしている部分があったりと、
お楽しみ要素として機能していますね。

ほら、レアとか言われるとワクワクしませんか?

戦闘はオーソドックスなフロントビュー。
オートバトルが中々優秀で、雑魚戦ではこれをぽちっと押せば
なかなか快適な自動戦闘を行なってくれます。

SuccubusQuest 短編※18禁

RPGツクールXPで制作された18禁RPGです。
ええ、つまりはエロゲーです。

特筆すべきは戦闘が「えっちをすること」になっている点。
戦闘で性的な意味で興奮できるとかなんのこっちゃと……。

一応、当ブログは閲覧に関し全年齢対象としているので(ネタは含まず)、
タイトル画像だけ貼っておきます。
なお、同名の有料版(長編)も存在しますよ。

※公式サイト消滅の模様です。

割と普通っぽいですがそれは気のせいです。
いきなりエロエロです、はい。


霧留待夢
WOLF RPGエディター(通称ウディタ)で制作されたインフレ・ARPG。
ちなみに「キルタイム」と読むようで。

インフレというのはダメージ関係のことでして、
そりゃもう最初から凄まじいです。

ゲーム開始直後は、旅館の裏庭に二羽いる鶏をいじめてレベル上げします。
かわいそうだけど仕方がない。
私が生きるために死んでくれ!

で、画像の右上にある鳥居が気になるでしょう?
そんな好奇心は猫を殺すんです。

ギャアアアアアアア!!

即死です。
こんなメチャクチャなバランスが許されるのもフリゲーだからこそ。
ただ、敵だけがインフレするのではなくこちらもレベルを上げたり
装備やスキルを整えればこんなヤツも恐るるに足らない存在になります。

余談ながら、似たようなインフレゲーで好きだったタイトルがあったんですが、
タイトルを忘れてしまった上に手元にデータがないんですよね……。
多分ウディタ製だったと思うんですけど。
※赤髪の女性が主人公で、強化しまくれば一撃で裏ボスを倒せるくらい
超絶インフレしていたタイトルでございました。


巡り廻る。
こちらもウディタ製の自由度が高いRPG。

ゲーム開始直後にキャラメイクをするんですが、
名前だけでなく外見や職業、種族などまで選べるんです!
グラフィックも味がありますしね。

ゲーム画面。
空腹度、所持重量なども本作には盛り込まれています。
「生活」も意識した上での「ロールプレイ」が堪能できます。

仲間編成の自由度や豊富なクエストなど、かなり遊べるタイトルですよ!


ここからはAVGをご紹介。

しまいま。※18禁
ランスシリーズなどで有名なアリスソフトのタイトル。
え?市販品じゃないのかって?

実はアリスソフトは多くのソフトをフリー宣言として無料配布しているんです。
といっても過去作の一部なんですけれどもね。
この「しまいま。」もそのうちの一つで、製品版と同一内容ながら
完全無料でプレイできます。

2004年のタイトルなので今見るとちょっと古くさい印象がないでもないですが、
そこさえ気にしなければ普通に遊べますよ。
動作は軽快、製品版として発売されていただけはあります。


se・きらら※18禁
こちらはいきなり無料で製品版を公開したことで話題になりましたね。
figma等で収益をあげようとしたんだったかなんだったか(うろ覚え)。

二枚目、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」っぽいポスターがありますね。
それと対応するかのように(?)青髪の娘が2000年初期のデザインな印象を受けますが、
紛れもなく公開は2010年です!タイムスリップはしていません!!
※なお、現在は公式サイトでの本編の配布は終了となっております。

また、本作はフリーのAVG制作ツール・吉里吉里KAGで作られています。


Narcissu
「ナルキッソス」と読みます。
命あるいは生死について、ホスピスを切り口に描いた作品。

内容や楽曲は本当に無料でいいのか?!というレベルで私のお気に入りの作品です。

たまーにヒロイン・セツミの顔が出てきますが、
基本的に上下黒帯が入ったシネマティックな画面で
文字による描写のみで展開していきます。
※ヴォイスも搭載。

本作はフリーのAVG制作ツール「Nscripter」で制作。
なお、3rd以降はパッケージとして発売され、
PSPへの展開もされていきました。

長くなってしまいましたが、当然ながらこれらは氷山の一角。
まだまだ埋もれた財宝は山ほどあることでしょう!

終わりに

 

さて、いかがでしたか?
長い割に魅力を伝えられたかは怪しいですが(;´Д`)

これらのようにガッツリ遊べて楽しいものや、ごく一部は
プロが制作したものが無料公開されているものだってあります。

なによりも面白いものに出会えたときはそこらの市販品を凌駕する、
すばらしいゲーム体験をすることだってあるわけなんですよ!
それらの機会がそこかしこに転がっているっていうのは、
すごいことだとは思いませんか?

皆さんもちょっと時間があったらこの記事を思い出して、
フリゲーを掘り出してみてはいかがですか?
※そしてオススメがあれば教えて下さい!(切実)

以下のサイトでフリゲーを探すとたくさん見つかりますよ~
とっかかりにどうぞ!

ふりーむ!
Vector(ゲーム)

フリーゲームのススメ: 制作編に続きます!


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「【フリゲー】フリーゲームのススメ: プレイ編」への4件のフィードバック

  1. 面白そうなフリゲー、いろいろあるんですね。
    知人もRPGツクールで変なゲーム作ってたみたいで、キャラグラフィックに使う絵を描いてくれとか言われたことあります。
    でも、知人の5歳児が描くような絵のほうが破壊力があったので結局私は描いてませんが、そんなところもフリゲーの醍醐味ですね(笑)。
    Narcissusというゲーム、ちょっと情報を見たことがあって気になってたんですが、フリゲーだったんですね。
    しかもテーマが重そうだ。

    1. そうですねぇ、変な制約がないぶんのびのびと作れるのか
      バラエティ豊かな顔ぶれが多いかと思いますよ!

      おお、グラフィック依頼ですか!
      そうやって身内だけでも盛り上がれるのもいいところですね。
      それこそ売上とか知名度とか考えなくてもいいわけですから。

      ナルキッソスは、公式サイトで公開されている2ndまでがフリーですね。
      2ndといいつつ初代も含まれていて、このナルキッソスさえプレイすればほぼ完結できるかと。
      3rdやPSP版は発展系で、またちょっと違う趣があるのでわけて考えた方がいい印象でした。

      テーマこそ重いですが、実は終始ヘヴィで沈鬱な鬱ゲーではなく
      死を強く意識することによる生を考える、ということに焦点を当てているせいか
      安直なお涙頂戴や鬱展開はないんですよね。
      これもひとつの「前向きさ」なのかなと。

      もちろんこれも今も、そしてこれから先もしばらくは生きていけるであろう者の
      いわば推測に基づいた範囲でのファンタジーなのかもしれませんけれど、
      一歩くらいは理解を深められるのではないかと思っちゃう作品です。

      と、コメント欄で長々語ってしまいました(;´Д`)
      そんなわけでコメントありがとうございました!

  2. 18禁が多いですねええええ(まんざらでもない)
    最後に紹介されていたナルキッソスは私もプレイしましたが、その辺の有料コンテンツよりも全体的に優れた内容になっていましたね。
    ボイスも収録されていて素晴らしい出来だったと記憶しています。

    しかしフリゲ自体はあまりプレイしたことがないので、これを機に少し触ってみるのもありですな(時間があれば)。
    かつてバカゲーを拾ってプレイしたことがあったと思うんだけど、それは終始笑ってプレイしていた記憶がw
    やはり個人製作は侮れないですね!

    ワシも早めに動きたいところですのう(´・ω・`)

    1. 未だかつてないほどの18禁要素の高い記事となっております!
      ナルキッソスをリリースしたステージななの代表・片岡とも氏は
      ねこねこソフトというメーカーの代表にしてシナリオライターなので
      質が高くて当然とも言えるんですが、それがフリーとは、ね。

      是非とも!市販品では味わえない諸々を吸収して
      創作の方への転化などもしていただければ……w
      バカゲーは一時期かなり探しまわったなぁ。
      近々ブログでも紹介してみようかしら。

      アウトプットだけではなくインプットも大切でっせ!

お気軽にコメントをどうぞ~