こちらで更新継続中。「バイオハザードV リトリビューション (原題:Resident Evil: Retribution)」 レビュー

「バイオハザードV リトリビューション (原題:Resident Evil: Retribution)」 レビュー

バイオハザードの映画シリーズ第五弾。

惰性で見続けているようなシリーズなわけですが、期待しないで見たら、期待しなかった相応の出来でした。アクションとかはまぁ、いつもどおりの完成度とは思うんですけれど、もう内容なんてどうでもいいレベルに。

とりあえず次で最後らしいので次も見るとは思いますが、どうしてここまで薄く引き伸ばしてしまったのか……。

なお、本記事の詳細の部分で若干のネタバレ有り。

 icon-smile-o ここがイイ!

  • アクションシーンはお馴染みの完成度。
  • ミラ・ジョヴォヴィッチの演技も円熟し、レベルアップ。
  • オマージュと見られる演出がちらほら。

 icon-meh-o 微妙・惜しい

  • 過去最高級のアクション/バトルシーンのボリュームを誇る一方、緊張感に欠けてあくびが出てしまった。
  • ますますバイオハザードである意味を見失う。ああ、そういえばバイオハザードを見てたんだっけ、と時折思い出すくらい。
  • エンディングは賛否両論有りそうな展開。

 icon-frown-o ここがダメ!

  • 過去最低のストーリーテリング。作を重ねるごとに印象は希薄なものとなっていく本シリーズだが、本作は最も印象に残らない作品になるだろう。
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詳細

さてさて、私事ですが……久々のレビューとなります。レビュー復帰&新レビュー形式のお披露目という、記念すべき第一弾!……が、この作品というのはなんともはやですが。

映画「バイオハザード」シリーズは、CAPCOMの人気シリーズ(初期はホラーアドベンチャーで、途中から普通のTPS/アクションゲームになった)の映画化作品ということなんですが、なんの因果か、本家ゲームが徐々に評価を落とすのと呼吸を合わせるがごとく、映画の方もどんどんつまらなくなってきている作品です。

もちろん、CGの作りこみとかは進化してはいます。が、反面、加速的に内容がつまらなくなってきているんですね。

私の場合だと、1は印象に残っているのですが……2~4はほとんど内容を覚えていません。本作の冒頭で配慮として、あらすじを流してくれるのですが……そこでやっと思い出すか、「こんなシーンあったっけなぁ?」と、思い出せない部分も多々。それくらい、印象に残らない作品群です。

そんな印象のシリーズ最新作ですから、期待もせず……それどころか、すっかり存在を忘れていたわけです。たまたまメールで名前が挙がっていたので思い出したくらいのもんです。非常に低い期待度で見てみましたが、案の定の出来でした。

また薄く引き伸ばすんですか!

見出しで全てを語っているようなものですが、結論から言えばまた次回へ続きます。そこへ持っていくためのつなぎが本作で、本作ならではの驚きに満ちた体験や衝撃は一切ないと言えます。

アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は前作からの流れで収監されていて、ある人物の手助けを得て、アンブレラ社の施設から脱出するというプロットなんですが、本当に、それだけです。

道中では、ゾンビのようでゾンビじゃないけれど他に呼びようがないゾンビもどきや、クローン、リッカーなどが出ては来るものの、およそそのシーンで片付いてしまったりして噛ませ犬としか思えないんですよね。

特に見せ所もないので映画としてはトントン拍子で進んでいくのですが、その様は、ある意味で一本道なゲーム然としていると言えます。もちろん、悪い意味で。

アクションシーン自体は今回もまずまず頑張っているわけですが、脱出劇という直球な脚本のお陰で戦闘シーンばかりになってしまっていて、途中から緊張感も切れてダレてきてしまいました。集中力が切れ、あくび混じりに見ている本作のなんとつまらないことか!

映画としてはクソ映画では決してないんだけれども、惹きつけられるシーンがほとんどなかったというのはよろしくないですねぇ……。

なお、エンディング周りの展開は諸々の批判の声がありますが、あの感じだと額面通りじゃない終わり方も予想されますので、そうカッカなさらずにと言いたいところであります。どうなるかはわかりませんけども。

ミラの演技はイイ!懐かしのキャラの登場も……。

一方で、個人的に細かなところでは「おお」と思った部分もゼロじゃないわけです。

例えば、一作目からアリスを演じてきたミラ。印象としてはどちらかと言えば大根だなぁと感じていたのですが、本作を見てちょっと見方が変わりましたね。

本作でもパワフルなアリスと、クローンの一般女性的なアリスを演じているんですが、この演じ分けはかなりよかったかなぁと!パワフルな方はいつも通りとして、クローンの方はおっかなびっくりな様子をいい感じに演じられていたかと思います。

また、本作にはクローンとしてあんなキャラやこんなキャラも出てきます。なかでも嬉しかったのは、レイン役のミシェル・ロドリゲス!個人的に好きな女優さんなのでここは嬉しかったですね。彼女も、本作で求められる役を十二分に演じきっていたかと思います。

演者の中ではジル役のシエンナ・ギロリーの銃の構え方がちょっと気になったかな……。美人さんなんだけど、気になるものは気になります。

総括

ここまでシリーズを見てきたのなら、惰性で見てしまう人も多いかと思いますが……無理して見なくてもいいかと思います。

ほとんどレビューで内容に触れなかったのは、「触れるほどの内容がない」ということなんです。恐らく次回作の冒頭でも挿入されるであろう、あらすじでなんとなく「ふーん、そんなことがあったんだー」程度でも問題ない気がします。

もちろん、私は退屈だっただけで、ディスクを叩き割って外へ駆け出したくなるようなつまらなさではないです。近作のバイオを楽しんで見れたよ!という方には、恐らく監督の意図したとおりにお楽しみいただけるかと思います。

過去作から一挙に見るほどのものでもないですので、スキマ時間にちょろっとチェックするなり、暇orマッタリした時間をお過ごしの時に、ダラダラできるお供に干渉するのが丁度いいかもしれませんね。あと、ミラ・ジョヴォヴィッチのファンの方とか。

バイオハザードV リトリビューション – オフィシャルサイト

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
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