こちらで更新継続中。映画/アニメ - 3/5 - Miblog

「 映画/アニメ 」一覧

「最強のふたり (原題:Intouchables 英題:Untouchable)」 レビュー

 

それは、“社会ののけ者たち”にして、“最強のふたり”の物語。

ひょんなことから、富豪である身障者の世話係になってしまった、スラム育ちの黒人青年。 価値観をはじめ何もかも違う二人は交わることはないが、お互いにありのままを受け入れ、絆を育んでゆく。

やたらと安っぽい感動的なキャッチフレーズ(奇跡とか)が目につくものの、そんなものはどうでもいいくらい、温かで静かで素敵な映画です。 派手さもお涙頂戴もなく、淡々と進んでいくけれど、確かに感動がある。 それがいい。

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「ディクテーター 身元不明でニューヨーク (原題:The Dictator)」 レビュー

 

「ボラット」を演じたサシャ・バロン・コーエンによる、強い毒性を持った風刺コメディ!

なんでもやりたい放題の北アフリカのワディア共和国の独裁者・アラジーンが国連サミットに参加するためにニューヨークを訪れるが、その矢先、何者かに拉致され、大事な大事なヒゲを剃り落とされてしまう事態に!

しかもいつの間にか自分の影武者が替え玉になっており、クーデターも勃発!自分の地位とサミット参加を目指し、博愛主義者のゾーイの助けを得つつ“将軍様”が奮闘する!!……スーパーで。

一部で公開禁止にもなったらしい本作。 見てみると「まぁこれなら仕方がないよね~」と思える、とにかく毒の強い(下)ネタ!風刺!といったところで、普通に不謹慎なセリフが飛び交うワルノリの極地たるコメディ。

良識ある人や純朴な子供には見せられない作品です。 私?はい、好きです。

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「リンカーン/秘密の書 (原題:Abraham Lincoln: Vampire Hunter)」 レビュー

 

リンカーン大統領は、大統領就任前はヴァンパイアハンターだった!? そんなトンデモ設定で展開されるベストセラー小説を映画化した作品。

ぶっ飛んだ設定ながらシリアス路線でストーリーは進み、スローモーションを多用したアクションが見どころ。

一方で、イマイチ方向性が突き抜けていない印象と、駆け足気味で深みのないストーリーテリング、後半になると冗長になるアクションシーンがネック。

全体的には記憶に残らない、イマイチな作品になってしまっています。

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「007 スカイフォール (原題:Skyfall)」 レビュー

 

007シリーズ50週年ということで登場した第23作目。ダニエル・クレイグ版ボンドとしては3作目。

本作では007(というよりジェームス・ボンド個人)とMとの関係、MとMI6らの動向、ジェームス・ボンドの過去など、毎度お馴染みのアクション以上に人間ドラマを前面に出した作品となっています。

旧来からのファンであるほど嬉しい演出や小ネタの他、ダニエル・クレイグの影のある雰囲気にマッチしたストーリーと、敵役を演じたハビエル・バルデムの怪演が見事に合わさり、ここ数年の近作の中で(そしてダニエル・クレイグ版007の中で)最高傑作といえる内容に仕上がっています。

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「ハードウェアウォーズ (原題: Hardware Wars)」 レビュー

 

歴史に名を残すあのSF映画シリーズを、家電などを駆使してパロった伝説の映画があった。 その名もハードウェアウォーズ!

徹底的に低予算を追求した、いったい誰が得をするのかわからない低クオリティな再現度と、自虐としか思えないナレーションの数々。 そして、上映時間12分という脅威の短さ。

クソ映画好きにはたまらない、しかし一般人にはたまらなく退屈で時間と金の無駄であろう迷作です。

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「遊星からの物体X ファーストコンタクト (原題:The Thing)」 レビュー

 

1982年公開のSF映画遊星からの物体X (原題:The Thing)へと繋がる物語を描いた前日譚。もちろん、単体でも楽しめます。

とあるノルウェーの発掘チームが南極で巨大な円盤を発掘した。のみならず、乗組員とみられる検体も発見されたことで、高古生物学者のケイトはアメリカから呼ばれることになる。

南極でケイトらが見たものは、10万年以上前にはここにあったと思われる円盤と、まさしくエイリアンであった。エイリアンの氷漬けの”遺体”を氷塊ごと持ち帰り調査することにしたケイト一行であったが、”遺体”は氷塊を突き破り逃走する。そして、これがきっかけで、基地は疑心暗鬼渦巻く地獄へと化すのであった。

1982年の前作から続けて見ましたが、これもまたいい作品ですね!前作を思い切りリスペクトした作りで、ファンサービス旺盛な作り。疑心暗鬼の描き方も中々完成度が高く、前作ファンも満足できる完成度となっています。

もちろん、初見さんも本作の持つ魅力に惹かれることでしょう。

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「遊星からの物体X (原題:The Thing)」 レビュー

 

1982年公開のSF映画。SFの古典をリメイク・映画化した作品。

1982年の冬、南極にて。ある日、アメリカの有する観測所の周辺にノルウェーのヘリが現れる。そのヘリは何故か犬を執拗に追い掛け回しており、銃撃を行なっていた。銃撃しつつ観測所にまで乗り込んできた所で、そのノルウェー人は射殺される。

不可解なこの出来事に不信感を覚え、主人公・マクレディはノルウェーの基地へ赴く。そこでは何者かと争った形跡や、自殺した基地員、そして謎の氷塊や不気味な焼死体を発見する。それらを観測所へ持ち帰ったマクレディであったが、直後、追い掛け回されていた犬の様子がおかしくなり……。

SF映画の名作の一つとして数えられるだけあって演出はもちろん、今なお鮮烈で見劣りのしないエイリアンの造形描写がお見事!常に居心地が悪く安心できない不安感と緊張感が持続していて、単純なモンスターホラーではなくサスペンス的な面白みも凝縮されています。

2011年製作の「ファーストコンタクト」と一緒に見ると、更に面白さに深みが増します。SF映画好きは必見の作品。

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「トータル・リコール (2012) (原題:Total Recall)」 レビュー

 

トータル・リコール (1990)のリメイク作品。ベタリメイクではなく、舞台が地球のみであることなど、独自の設定も多く盛り込んだ作品です。

21世紀末の大戦により、多くの土地に人が住むことができなくなった世界。人々は、UFB(富裕層)とコロニー(貧民層)にわかれ、コロニーの住人は”フォール”と呼ばれる地球を貫通したエレベーターを利用しUFBに出稼ぎをしていた。この状況に反抗するべく、レジスタンスによる工作活動が日常的に起きているのであった。

主人公であるダグラス・クエイドもコロニーに住む人間のひとり。彼もまたUFBで製造業に従事していたが、日頃から見知らぬ施設で見知らぬ女と共に追っ手から逃げるという、奇妙な夢を見ることを悩んでいた。

仕事先での昇進の話もなくなり、わずかな希望をも失った矢先、素晴らしい記憶を売るというリコール社の存在を知る。友人に引き止められつつもリコール社に足を運んだ彼だったが、リコール社へ行ったことがきっかけで、それまでの全てが一転していくことになる。

なかなか頑張ったリメイク作だと思います。もちろんオリジナル版の強烈なインパクトや内容には及びませんが、一本のSF/アクション映画としてそこそこ見られる分類。世相に応じた設定に切り替えたのは、時代柄なのでしょうね。

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「トータル・リコール (1990) (原題:Total Recall)」 レビュー

 

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の、SF/アクション映画。

夜な夜な火星で事故死する夢を見る、主人公ダグラス・クエイド。なみなみならぬ火星への執着が募っていたところへ、「旅行の記憶を売る」というリコール社の存在を知る。嬉々として火星旅行の記憶を買うことにしたクエイドだったが、それがきっかけで、彼は消された記憶と過去の存在を知ることになる。

サスペンス要素もあるものの、全体に漂うのはユーモア溢れる空気感。シュワちゃん主演ということもあってか、端々にブラックな笑いを挟み込んでいる他、一度見たら忘れられない名シーンの数々を遺した作品です。

監督のグロ好きが反映されていて、ところどころグロ要素があるのが人によっては難点ですが、示唆に富んだ演出の数々など、往年の名作と言って過言ではありません。

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