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「逆襲のファンタジカ」 レビュー

逆襲のファンタジカ

Mobageが配信しているタワーディフェンス系の作品。著名なクリエイターも参加しており、見た目も音声も雰囲気あるものに。

厳密なタワーディフェンスゲームと比較すると戦略性も低く、そこはソーシャルゲームだからなぁという印象もあります。と同時に気楽にプレイできるというメリットでもあるでしょう。

カード収集や強化といったカードゲーム由来のシステムもあるものの、プレイヤーが介入できる余地が広いため、他のありふれた作品よりはしっかりと”ゲーム”していますね。

 icon-smile-o ここがイイ!

  • 全体的な完成度の高さ。見た目や耳で受ける表面的なものだけでなく、システム面でもある程度独自性を持っているためそこそこいい印象を受ける。
  • イラスト全般や、ドット絵で描かれるキャラ(ユニット)の味わい深さはなかなかのもの。
  • タイトル負けしないファンタジー感を感じられる。

 icon-meh-o 微妙・惜しい

  • イラストのレベルは平均して高め。ジャンル上統一性に乏しいのは仕方ないとしても、そのせいでせっかくの雰囲気がブレることもしばしば。
  • ユニット配置周りの操作で難あり。ただし大きめの端末なら問題ないかもしれない。

 icon-frown-o ここがダメ!

  • ユニット移動・撤去の操作かコマンドくらいは欲しいかな。もしかしたらあるのかもしれないが、タップ以外に操作があるとは思えない……。
  • クエストには再出撃までの時間が数分から一時間まで指定されており、一気に推し進めることが不可能。ログイン回数を増やすための苦肉の策かもしれないが、ユーザビリティの低下としか思えない。
  • 初回ダウンロードなど、3Gでは厳しい場面も。Wifi推奨。

総括

基本はよくあるソーシャルカードゲームを下敷きにしたものですが、そこへタワーディフェンス系のゲームの要素を盛り込んだことでゲーム性も独自性もアップ。

更に、アプリならではの特権として雰囲気たっぷりのイラストと楽曲がファンタジーな雰囲気を醸しています。

FFTなど、FFシリーズにも関わっていた皆葉英夫氏のイラスト、ベルウィックサーガなどで楽曲に携わった齋藤博人氏の楽曲と、ともすれば有料アプリでもおかしくない布陣が魅力です。
※カードイラストは皆葉英夫氏以外も参加。

また、タワーディフェンス系のシステムを導入したことで単にデッキを組んで数値の合計で競う単純なものから、ユニット特性と敵との相性を考えて編成や配置を考え多少のコスト管理もアリとちょっぴり頭をつかうものに。

この”ちょっぴり”は結構重要でして、この作品にたどりつくまでに様々なソーシャル(カード)ゲームに手を出してきた私としては新鮮味を多く与えてくれました。

バトル自体は傍観するタイプに近いのですが、未だに意味があるのかわからないタップ進行のアレに飽きたら本作のような作品はいかがでしょうか?

操作性にやや難あり

本作は前述のとおりタワーディフェンス的なシステムを搭載しており、キャラをユニットとしてマップに配し、敵を撃退していきます。この配置が少々やりにくく感じました。

私はそれほど手(指)が大きいわけではないのですが、それでも配置の際の微調整はかなり苦労しました。特に端の方に配置範囲があると男性プレイヤーはしんどいのでは?

ただし、この点は大きめな端末でプレイするとか、タッチペンを用意すれば緩和されるかもしれません。

その他配置周りでは配置済みのユニットの撤去や移動が行えません。本来のタワーディフェンスゲームほど戦略性が高くはないので状況の変化に合わせてユニットを操作!みたいなプレイが
不要なのかもしれませんが、気にはなりました。

続いて、クエストの仕様について。本作ではいわゆる”行動力”にあたるものはクエストでは使わず、修行という別のモードで使用することになります。

クエストではどうなるのかというと、再出撃に制限がかかります。例えばクエストクリア後に30分のインターバル、というように。

確かにこうすることで長時間ダラダラと拘束することもなく、短い時間でも楽しめるような仕様と併せてリーズナブルかもしれません。

が、その制約を緩和するのに課金アイテムが必要なあたりガッツリとプレイしたいと思っていてもそれを許さない点は果たして利点といえるのでしょうか?

幸いモードはそこそこ多く用意されてはいますが、他のモードを遊び終わる頃に終わる調度良いインターバル時間ではない長期間のもの(1時間など)もあるので 、どうにも歯がゆいですね。

穿った見方をすれば、こうすればログイン率は高く(細かく)するしかないので起動回数の増加とそれに比例した収益増のための苦肉の策というか、いわば増収と延命のためのシステムのように思えます。

少なくともユーザー目線ではいい仕様とは言えないです。ゲームに没頭し過ぎないための措置と言えば聞こえはいいですがね。

最後に悪い点というか注意点を。初回起動時にはゲームデータをDLとインストールするために
それなりの時間と物量のデータ受信が行われます。

Wifiならともかく、3Gだとかなり長大な時間がかかりそうなくらいです。通信量も結構なものなので定額制でなければヤバいかと。ゲームを遊ぶくらいなら定額制はデフォですがね。

総括

ちょっと気になる部分がそれなりにあり、場合によっては致命的なものもありますが……。基本的な仕様においては特に問題もなく、完成度が高めななかなかの良作かと思います。

気になる部分に関してもプレイスタイルやプレイ環境によってはどうにでもなる場合もありますので、ご自身の環境に照らし合わせるのが良いかと。

Mobageのゲームの中でも完成度は高めな方なので、敬遠していた方でもプレイしてみる価値はありそうですよ。

逆襲のファンタジカ – Google Play の Android アプリ

作中の楽曲です。
かなり豪華な出来だと思います。

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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