こちらで更新継続中。【超初心者向け】こうやって私はデジ絵をはじめました【デジ絵】

【超初心者向け】こうやって私はデジ絵をはじめました【デジ絵】

以前私は当ブログで【超初心者向け】これから絵を描き始める人に伝えたい、5つのこと【イラスト】という記事を分不相応に書きましたが、あちらはどちらかというと心構えとかみたいな精神論に近いものでした。

今回は具体的に、本当の本当に最初はどんな感じで練習すればいいのか?っということを書いてみようと思います。 注意書きはよく読んでね!

※デジタル向けですが、アナログでも応用が効くかもしれません。 わかりませんけども。

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まずはじめに、ご注意

これから4つのステップに分けて練習・修行方法を書いていきますが、読むにあたって注意事項がいくつかあります。

まずひとつめ、私は絵がうまくありません。 謙遜や自虐ではなく、客観的に見て「うまいね~」といわれるレベルではありません。 なので、もしかしたら非効率なやり方を書いている可能性があります。

ふたつめ、既に練習方法を自分なりに考えた人は読む必要はありません。 自分なりに、自分にあった練習法が一番いいので、この方法を何が何でも守ればいいわけじゃありません。

みっつめ、以上から本当にこれからはじめてペンを持つ人、持ちはじめたばかりで右も左もわからない人向けに、道しるべになればいいなぁという程度の内容であること。

これらをご理解いただいた上で、よければ先を読み進めてください。

ステップ.1 まず描いてみる

【超初心者向け】これから絵を描き始める人に伝えたい、5つのこと【イラスト】でも指摘しているように、まず描いてみてください。

「そんなこと言ったってどう描いていいんだかわからないから、この記事読んでるんだよ!」と思われるかもしれませんが、まぁまぁ、とにかく自分の好きなキャラでも妄想したキャラでもいいので無理矢理にでも、意地でも描いてください。

思うように描けず苦笑が漏れたり削除してしまいそうになるでしょうが、グッと堪えて描けるところまで描いてください。 やる気に満ち溢れた方は全身とか描いちゃってもいいですよ!

そうして出来上がったもの。 目をそらしたくなるようなものだったり、あるいは、達成感に満ち溢れたものだったりと色々でしょうけれども、とにかくそれは残しておいてください。 後で必要になります。

さて、保存しましたか? 保存については、Ctrl+S(ショートカットキーと言います)ですぐに保存出来ますので、おぼえておいてください。 では次のステップへ参ります。

ステップ.2 トレースで先人に学ぶ

では次に、なんでもよいので自分の好きなイラストを用意してください。 できれば、描くモチベーション・テンションを高く維持できるものが望ましいです。

なんでもよいとは書きましたが、できるだけ解像度の高い(サイズの大きい)イラストにして下さいね。 また、最初はあまりクセのない絵柄のものを用意するといいでしょう。

用意出来ましたか? ではそれを、お使いのペイントソフトで開きます(レイヤー機能があるものが必須です……って、いまどきレイヤー機能がないものの方が少ないですが)。

下絵になるものをペイントソフトで開く

ここでは、ブログに掲載するにあたって著作権のアレコレを考慮して、私のだいぶ昔の絵を用意しました。 皆さんは上手い人の絵を用意して下さいね!

開きましたら、新たにレイヤーを2つ追加します。

※レイヤーというのは、アニメ作画で言う「セル」のようなものであり、デジ絵ではこれをうまく使うことで、効率的に着色したり様々な加工を施すことができます。

レイヤーを2つ追加して、わかりやすいように名前をつけておく

追加できましたか? 追加したレイヤーのうち一枚は背景(下地)用で、もう一枚は実際にトレース(なぞる)するためのものなので、「背景」「トレース」と名前をつけておきました。

背景を白で塗りつぶし、下絵の不透明度を50%くらいまで下げる。

では「背景」レイヤーを白で塗りつぶしてください。 Ctrl+Aで全体選択→塗りつぶし(ショートカットはソフトごとに異なるので調べてください)と操作します。

※メニューからでも全体選択などはできますが、ショートカットキーを今から覚えておくほうが後々ラクですよ。

塗りつぶしたら、「背景」レイヤーを一番下へ移動し、続いて下絵のレイヤーの不透明度を50%くらいにまで下げます。 恐らく、下絵のレイヤーが薄くなり、白っぽくなったかと思います。

これは、下絵のレイヤーの不透明度が下がった(=透明度が上がった)ことによって、「背景」レイヤーの白が透けて見えている状態なんです。 こうすることで、トレース作業をわかりやすくできます。

さて、ここまできたらあとは実際にトレースです!

……っと、その前に、「さっきからトレース、トレース言ってるけど、なんぞそれ?」という方もいらっしゃるでしょうから、簡単にトレースについて書きますと。

いわば、なぞり絵です。 下絵にした絵の線を上からなぞることをトレースと言います。 トレースはプロなどの線の引き方などを実際に線を引いて学べますし、当然できあがりもいいので気持ちがいいですよ。

※ただし、作品としてトレース絵を公開するとトレパク(トレース、パクリ)という問題にもなりますので、練習用の方法だと今はおぼえておくべきです。

ではトレースがどんなものかわかったところで実際にトレースしてみましょう。

はみ出したり、シャッシャッと素早く雑に線を引いたりせず、慎重にいきましょう。

まぁどこから描いてもいいとは思いますが、大抵の人は頭部から描く人が多いので、それにならって顔などからなぞっていきましょう。 手ぶれ補正機能がある場合は切っておいたほうが身になると思います。

ここで注意しなくてはならないのが、雑に線を引いてはいけないということ。

線は一気に引いたほうが勢いがあってキレイに引きやすいですが、描き慣れないうちからシャッシャッと素早く・雑にペンを走らせるクセがついてしまうと、悪い手癖がついてしまって必ず後悔することになります(経験談)。

また、漫然とただ線をなぞるのではなくて、どうしてここはこう線を引いているんだろうか?とか、ここはこういう風に線を引くべきなんだな、とか色々と線ひとつに対して考えながらトレースしていってください。

ついでにここでもよく使うショートカットキーをおぼえておきましょう。

うまく線が引けなかった場合、消しゴムを使ってもいいのですが……Ctrl+Zを押せば、一つ前の作業を取り消すことが可能です。 これを使えば、線を引くのに失敗してもサクッと修正することができます。

そしてもしCtrl+Zを連打しすぎて、取り消ししすぎてしまった場合。 こちらはCtrl+Yで作業を進める(もう一度やり直す)ことができます。

この2つのほか、先ほどのCtrl+Sでデータ保存などはよく使うので今のうちにマスターしてしまいましょう!

さて、はじめてペンを持った場合はトレースだけでも相当の労力が必要になるかと思います。 「今日はよく頑張ったなぁ。続きはまた明日!」となりそうですが、ここでやめてしまってはもったいないです!

続いて、模写へとりかかりましょう。

ステップ.3 模写で先人に学ぶ

模写はトレースよりも負担がかかりますが、その分効果があります。

いきなり模写でもいいのですが、描き慣れることやモチベーション・テンション的な意味でもトレースの後にやるのが効果的だと個人的には思っています。

模写の場合は下絵が必要ないので、新規にキャンバスを作成して描きはじめましょう。 この時、背景レイヤーを白く塗りつぶしておくといいですよ。 さぁ、さっき覚えたショートカットキーの復習です!

キャンバスが用意できたら、先ほど下絵にした絵でもいいし、別の絵でもいいので、描きながら参照できるようにします。

画像ファイルなら、ペイントツールをウィンドウ化して横に表示しておくとか、タブレットなどで表示するとかの方法があるので、やりやすいように工夫してください。 Alt+Tabで切り替え・確認しながら描くという荒業もありますが、少なくとも今はあまりオススメしません。

もし好きなイラストレーターの画集などがあるのなら、それを手元に置くなどして参照しましょう。

模写において大事なのは、ごまかさないことです。

うまい人は、それはもう精密な絵を描きますので、細々とした細部が複雑なものになっている場合も珍しくありません。

描き始めたばかりだとそこでためらいが生じて、ごまかしたりしてしまいがちですが、なるべくその細々としたところも丁寧に再現しようとすると、多くの経験が得られます。

もちろん、逃げてもいいです。 この1回で終わりではないのですから、挑める時に挑んでもいいのです。 最初はただ描き慣れる・リズムや感覚を掴むこと……そしてお絵描きを楽しむことが先決ですから。

……恐らく、トレースとは違ってあちこちがゆがんだり、バランスがおかしくなったりしていますが、それは仕方がありません。 しかしもし、トレースせずにいきなり模写に挑んだらもっと悲惨なことになっていたと思います。

これでステップ.3は終わりです。

だいぶ疲れて来ましたか? もう一息ですよ!

ステップ.3 のオプション

体力・精神力・集中力に余力があり、「メキメキ上達してやる!もっとハードでもいいぜ!!」という野心家の方のために、模写の後にしておくと効果的なオプションをご用意しました。

模写をして描き上げた絵をみて、おかしいところをピックアップしていってください。 そして、それらの部分を自分なりに違和感がなくなるまで、ひたすら描きまくってください。

これ、想像以上にしんどいです。 というか、つまらなくて苦痛です。

しかしこうして自分の弱点や苦手をひとつずつ、あるいは、ほんの少しでも潰していけば、長い目で見れば穴のない実力を身につけられることになります。

方法こそ簡単ですが、実際に行うのはなかなかしんどいです。 ある程度以上、やる気や志のある方のみオススメしておきます。

※ある程度描けるようになってきたら、避けては通れない修行の一部でもあります。 ただ、本当の最初の一歩でやる必要はないかな?と。

ステップ.4 何も見ないで描く

だいぶ消耗してきたでしょうが、最後に何も見ないで描いてください。

今回は模写のように参考にするものも一切用意せず、自分の脳内に思い浮かべたイメージをキャンバスに表せるように、残った力と、ありったけの知恵と技術を振り絞って挑んでください。

もちろん、これまでのステップで学んだこと、失敗や反省も生かしながらです。

出来ましたか? お疲れ様でした! ではステップ.1 でとりあえず描いてみたものと見比べてください。

かなりの確率で、なにかしらの進歩が現れていると思います。 それは描いたあなたにしかわからないものかもしれないし、逆に第三者が見て気づくものかもしれませんが、確実になにか変化があるはずです。

小さな変化であっても、きっと達成感や喜びを感じられるはず。 これを重ねていくことになりますので、その気持ちを忘れずに。

そして、このステップ.4 で描いたものは、次回の練習の時のステップ.1 の絵となります。 この計4つのステップを繰り返し、続けることで、絵を描くという基本部分は身体に染みこんでいくことになるのです。

ある程度こなれてきたら

ずっとこの練習方法を続けても、本当の意味での基礎力は作り上げることができませんので、絵を描くということにある程度慣れてきたのなら、本格的に人体構造の練習に入っていきましょう。

命とも言える顔の描き方、各パーツの位置関係・比率・バランスの練習。

魅力的な作品を作り上げるには不可欠な身体の仕組み・比率・バランス・構図の練習。

苦手とする部位を中心に、こうして基礎を固めていくのが、一番確実で実は一番早いのです。 そして練習に疲れた・飽きたら、また好きな絵のトレースや模写で遊ぶのもいいでしょう。

いずれにせよ、これらのステップを踏むことで、やっとスタート地点に立ったといえるのです。

おわりに

長々と書いて来ましたが、この4ステップは楽とはいえないかもしれませんが、順当に経験を積めますし、また、ペイントソフトの使い方の習熟やその他諸々の知識も覚えられる内容になっているかと思います。

またこの練習法では着色には一切触れていませんが、もちろん着色も練習していかねばなりません。

ただ、私としてはまだ着色の練習法が未だに確立できていませんし、あれはひたすらに、納得いくまで試行錯誤するしかないのではないのかな~?と思っているので書きませんでした。

ともあれ、文章にすると長ったらしいですが、いざやってみると内容自体はシンプルです。 トレースなどは手軽に“うまくなったような気分”も味わえますし、調度良いアメとムチなんじゃないでしょうか。

そして、うまくなって思い通りに描きたいと思うのであれば、なにをおいても描き続けることです。

まさに“継続は力なり”という言葉がふさわしい趣味ですし、描き慣れないうちは(そして慣れたとしても)サボるなどして描かない期間があると、すぐに技術が劣化します。

劣化したものを取り返すのは、劣化した分相応かそれ以上の時間を要することもあるので、可能な限り間を置かずに描き続けていきましょう!

数ヶ月サボって大幅劣化し、ちょっとリハビリしてはまたサボってと延々と“初心者レベル”のままの私ですが、不真面目なりに続いているのはやっぱり楽しいから。 上手に描けたりすると嬉しいから。

高度なことを覚えたり、苦手克服の修行は避け得ないし、とても辛いけど、実際にやるのは必要になってからでも遅くはないです。 大切なはじめの第一歩は「描くこと」と「描くことが楽しいということを理解すること」の二点に集約されます。

大変だけど、大変なだけ達成感や喜びなんかも味わえる趣味なので、一緒に頑張っていきましょ―!!

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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