こちらで更新継続中。「Contrast (コントラスト)」 レビュー

「Contrast (コントラスト)」 レビュー

影を使ったギミックが印象的な、アーティスティック路線のアクション・アドベンチャー。

プレイヤーは少女ディディのイマジナリーフレンド・ダーンとなって、ギミックを解除しながら彼女を手助けしてゆく。

近代的・ゴシック的な雰囲気が入り乱れた暗めのトーンの世界表現が魅力的で、影ギミックもシンプルながら好印象。

ストーリーを追うことによるモチベーションやカタルシスが薄いのが難点ですが、触れる価値のある作品ではあるでしょう。

 icon-smile-o ここがイイ!

  • 暗いトーンで描かれる世界が魅力。 ディディ以外の登場人物がシルエット以外で出てこないのもポイント。
  • 影を使ってのギミックが独特。 うまく2D←→3Dの切り替えをシステムに落とし込んだなぁと。

 icon-meh-o 微妙・惜しい

  • キャラデザはアメリカンな感じなので、日本人受けはしなさそう。 見た目が人を選びそうなのがもったいない一方、このキャラデザだからこそ雰囲気がある。

 icon-frown-o ここがダメ!

  • 細かい挙動の不具合(?)や、効果音のバグがある。
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素晴らしい雰囲気と素晴らしい影

本作はタイトルにもなっているようにコントラスト比……というか、明暗・陰影を活かした表現演出。ギミックが魅力的な作品ですね。

全体的にダークながらもどこかポップで艶やかさも見え隠れするレベルデザイン、そしてその景観を活かしたギミックたち。

プレイヤーは生身と影(と同化)を切り替えつつ、なすべきことをなしていく形になるわけですが、上述のギミックが程よいパズル要素を含んでいることで、世界とゲームプレイに引きこまれます。

影と同化することによって、投影された影に登ったりできる。 どうやって登る?どこから?どのように影を作って?と、適度に頭を使わせてくれる。

この影は物語でも効果的に使われていて、少女ディディのイマジナリーフレンドであるプレイヤーは、少女ディディ以外の人間を目視できないのです。 その姿は、光に照らされてできた影でしか確認できない……これもまた、本作らしさを象徴するエッセンスと言えましょう。

ただ、これらの景観やキャラクターの描写はクセがあるというか、日本人受けしにくいというか……いかにも洋風といった趣な点が多くの人を遠ざけそうです。

だからこそ、本作の持つ雰囲気・放つ空気・描き出す影はGoodなんですけどね。

総括

一部ロケーションで操作キャラがおかしな挙動をしたり、効果音・環境音が騒々しく鳴り続けたりといった細かいバグはありますが、そんなものはほとんど気にならないくらいの魅力にあふれています。

ぱっと見の印象が日本人を遠ざけていそうなのがアレですが、とにかくゲーム好き!斬新なのが好き!っという雑食系ゲーマーの人にはオススメできる作品です。

Contrast | Sony Entertainment Network

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
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