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Fleshgod Apocalypse「Labyrinth」 レビュー

イタリアのテクニカル・シンフォニック・ブルータル・デスメタルバンドによる3rdアルバム。

前作以上にシンフォニックさを増幅し、女性のオペラティックなコーラスをふんだんに取り入れるなど、更に彼ら流の世界を深めるに至りました。

暴虐さも荘厳さも兼ね備えた唯一無二の新作、必聴です!

 icon-smile-o ここがイイ!

  • より激しく、より荘厳になったサウンド。 厨二心を強く刺激するサウンドの数々!
  • 楽曲の個性があり、画一的には聞こえない。

 icon-meh-o 微妙・惜しい

  • とくになし。

 icon-frown-o ここがダメ!

  • とくになし。
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詳細

迷宮へ入り込む様子をSEで表現、荘厳なコーラスと疾走感あふれるドラムで迎える1曲目「Kingborn」。

アホみたいに速いドラム、相変わらず頭のネジが飛んでいそうなハイトーンヴォイス、悪魔的なグロウル、朗々と歌い上げる女性コーラス。

まったくもって異質で、まったくもってカッコいい! 彼らが彼らたる所以を、1曲目から提示していると言えましょう。

2曲目は非常に暗いトーンのピアノから始まる「Minotaur (The Wrath of Poseidon)」。

全体的にザクザクとしたリフ・リズムが印象的で、グルーヴ感がたまりません! 神々の強大さを物理的に体感できるような圧倒感が素晴らしいですね。

1回目のサビの後の間奏も、短いですが個人的にドハマり。 ヘヴィロテ曲です。

続く「Elegy」は力強く、重さのあった前曲に比べて疾走感あふれるイントロが爽快な曲。

MinotaurといいElegyといい、聞いているだけでヘドバンしたり暴れたくなる曲が立て続けです。 もう脳汁がヤバいことになります。

5曲目の「Warpledge」はドラム乱舞と、ドラマティックでメロディアスなギターパートも楽しめる一曲。 私は、こういうブルータリティとメロディの両立ができているバンドにハマりやすいようです。

勇壮な6曲目の「Pathfinder」を経て、7曲目は中ボス戦的な印象もある「The Fall of Asterion」。

Asterionは星状点のことですが、元々はギリシャ神話の川に関係する神の名前。 アステリオンの没落、といったところでしょうか。

そして、インスト曲の「Prologue」、続く「Epilogue」。 Epilogueは全編にわたって女性コーラスが前面に出ていて、随所に入るグロウルとの兼ね合いがシンプルにカッコいいです。

10曲目の「Under Black Sails」が曲展開的にも本作のシメといっても過言ではなく、特にアウトロ部分の波のSEは、1曲目のKingbornとの関係性も見えてきます。 そこにどんな意味があるのか、気になります。

11曲目はアルバムタイトルにもなっている「Labyrinth」。 静かで暗いピアノやストリングスがダークさと悲哀感などを表現しているインスト曲です。 エンドロール的な。

総括

どの曲もかっこいいし、全体でひとつの作品とするコンセプトアルバムとしても、ストーリー性が感じられてかなりいいと思います。

聞いているとなんとなくGod of Warのクレイトスさんが脳裏をよぎることもあったりと、ギリシャ神話ベースの曲構成と激しさがなんとも味わい深いです。

バカテクのデスメタル愛好家はもちろん、シンフォニックメタルを愛聴する方にもオススメな一枚です!

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
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