こちらで更新継続中。「月英学園 -kou-」の体験版が配信されていたので遊んでみたよ。

「月英学園 -kou-」の体験版が配信されていたので遊んでみたよ。

声優・杉田智和氏が制作に関与しているとかいう、元同人ゲーの「月英学園」がアークシステムワークスによりPS Vitaでリメイクされるとかなんとかで、体験版が配信されていたので遊んでみました。

うーん、悪い意味でよくわからんというか……あまり先が気になる感じではなかったかな?

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こんな感じのゲームらしいです

本作は伝奇系の物語で、ストーリーは以下の様な感じです。

要約すると、桃生町にはハザードという鬼がいて、同町にある月英学園の生徒会が夜な夜なハザードらと死闘を繰り広げている……っということらしいですね。

なにやらこのハザードの出自には色々あるようで、そのまんま元々から悪鬼だったり、人が変じる?ものだったりするようなんです。 この辺りが、物語の展開に深く関わってきそうです。

タイトル画面。 開放の間というのが気になりますが、「開放されたCGやBGMを鑑賞できる間」ということなのだとすれば、いわゆるギャラリーなのでしょう。

フォントはちょっとクセのある形で、可読性はあまり高くないですね。 雰囲気はあるとは思うんですけれど、テキストベースのゲームとなると長文を読むことになるので、ちょっとしんどい印象も。

バックログから指定のシーンへジャンプする機能も搭載。

その他、視覚的な演出が結構華やかなことから、モダンなAVGだなぁというのが大雑把な印象ですね。

次項で、内容などに少し触れていきます。

つかみは微妙。 先が気になるというよりも眠い

さて本編を開始すると、この桃生町の夜の姿を移しつつ、この作品の世界がどうなっているのかを断片的に教えられます。

何やら男女が異形と戦っていて、蹴散らされたりなんだりするシーンをはさみつつ、ポエミーなナレーションが展開していきます。

……うーん、冗長だ。

ポエムらしきナレーションが延々続いて、わかりそうでイマイチわからんようなむず痒さを感じます。 なんか「DUNAMIS15」を彷彿としますが、まぁアレよりは、こちらのほうが遥かに意味が伝わるのでマシです。

手法的には伝奇っぽさといいますか、そういうモノを醸すにはいいとは思うんですが、どちらかというと、こういうポエミーで長々やるのはアニメなどの映像作品でやるべきで。 テキストベースのAVGやNVLでやっちゃうと掴みでダレちゃうんですよねぇ。

本作はまさにそれで、プロローグだけでちょっとダレちゃうんです。 言ってることもただまわりくどくしているだけのように思えて、どうにもすんなり頭に入ってきません。

で、この導入部分が終わるといよいよ本編。 清々しい朝に、ジャージ姿で木刀を素振りする女の子の登場でございます。 CGで見たかったわ~

ここで、彼女がブラコンと自認するお兄さまが登場するわけなんですが、これ以後しばらくはお約束を踏襲したり、外したりしながら展開していきます。 王道っちゃ王道じゃないでしょうか。

敬愛するお兄さまとのやりとりでむず痒くなりましたが、目についたのは「門」の字が略字・崩し字だったということ。 可読性の低さと相まって、これはよしといえるんだろうか?

ちこくちこく~言いながら主人公(女)に突っ込んできて……とまぁそんな感じで出会うキャラの一人ですが。 むむむ?

むむむ……胸のスペックが高いですねぇ。 色々な要素をぶちこんだキャラのようです。

!? スケバンですか?

……と思ったら男だったでござるの巻。 個性的というかなんというか。

片目族(別名:キタロー)多し。

そんなこんなで、お役目のためにもご帰宅。 それにしても殺風景というか居心地の悪さを感じる一室です。 妙に“描画が正確すぎる”のが逆に違和感になっている?

こうして学園パートと言うべき部分が終わり、いよいよ夜の闇に紛れて死闘を繰り広げるパートへ。 主人公(女)……御月英里(みづき えいり)は今回が初陣とのこと。 ……あ、御月 英里って、姓名のそれぞれ最後と最初の文字で“月英”になるんですね。

う~ん、なんか安定しない絵柄だなぁ。

がッ! 太ももはムッチリとしていて輝いているッ!!

フェイスのカットもあるでよ。 うーむ、悪い意味で同一人物に見えない。

バトルの描写は……あまりAVGにバトル描写は期待していないので、まぁこんなもんでしょうか、といったところ。 ただ、上にも描いたとおり視覚的な演出は結構色々と準備されているようでしたよ。 そこは見ていて心地よかったですね。

そしてある事態(ネタバレ注意!閲覧自己責任)を経て、主人公(男)に視点変更します。

っということで、主人公(男)は転校生の模様。

うん、ド王道ですねぇ。 伝奇・ジュヴナイルで主人公が転校してきて、物語が動き出すのはベタですが、そこがいい!というか。 お約束の中のお約束、もはや伝統と言えましょう。

ここらで主人公(男)のクラスメイト紹介が入ります。

田中太郎……お前、宇宙人か!?(古)

こ、この子のとろけるような甘い声は!……cv.丹下桜さん!!今回も最高です、はい。……あ、キャラ名は忘れました。

いやぁ~丹下桜さんが出てきただけでもプレイした甲斐がありました。

そんなこんなで昼休み。 ぼっち気質な主人公(男)を先の三人が昼食に誘い、一同は食堂へ。 ここでもまたあるキャラと出会うことになるんですが。

線目可愛いっす!可愛いっすけど……。

おお……ぽややんとしていて可愛いキャラが!!

可愛い。 だが、得てして、こういうキャラは腹黒そうである。

ああ、可愛い……が! やはり気になったのは背景。

パースが狂いまくっているのか、ペラッペラなラーメンも含めてすさまじい違和感の嵐!! 見れば見るほど空間認識が困難になり、そこはまさに異次元空間と言えましょう!

全体的にキャラ……もですが、それよりも背景が気になる部分が多いですね。

これとか、

見栄え重視のためにやや斜めに描いたと思われるものの、結果的に家が傾いているようにしか見えない欠陥住宅ライクなこれとか。

まぁ……背景描くのってとてつもなく大変ですからねぇ。 そこはわかるんですが……気にするなと言われて気にしない!とまでは言えませんで。

ともあれ、転校早々この後主人公(男)は、とある不思議な体験を経て、この桃生町の隠された真実の片鱗に触れたり、異形との対峙を迎えることになっていきます。(至 製品版)

そんなところで体験版が終わり、それなりに製品版へつなげるべく謎をバラまいた印象はあるんですが、どうにもその真相へ至りたい!先を読みたい!っという気持ちにはなれなかったんですよね。

第一印象としてキャラに魅力は感じませんでしたし、プロットもなんとなくペルソナ3や往年の伝奇・バトル系作品を踏襲したものになっていて、特に心惹かれるものもなく。 また、グラフィックや音響(イトケンらしいが……。)もイマイチ印象に残らないものも多く、テキストも右から左へ抜けていくばかり……と、本作がどうこうの前に私の肌に合わなかった線も濃厚ですね。

世界設定も色々と盛り込んではいるようですが、それぞれに納得いく説明・答えがなされるのか、収束できるのかといったところが不安な部分も多く、風呂敷を広げたはいいものの……っとなっていないか心配です。

でもまぁなんだかんだで一番目につくのはグラフィックの不安定さですかね。 背景もアレでしたが、キャラの統一性がないというか、色々な意味でバラバラな印象。

先も太ももで掲載した英里も、

このロリ英里は回想シーンで登場します。 が、回想シーン自体があまりにも脈絡なく唐突に挿入され、話の流れをぶった切っています。

幼少時代のお姿から――、

キャラも見た目も不安定すぎる今のお姿までバリエーション豊富に取り揃えられているものの、これらをして、同一人物とすんなり飲み込むにはいささかブレが大きいですね。

うーん、全体的にもったいない。

ひとまず買わずにおこうかと

元同人ゲー・杉田智和氏も原作に関わっているということで、もっと好き勝手やっているアグレッシヴな伝奇モノを想像していたんですが、意外とこぢんまりとしているというか、それほど新鮮味もないというのが第一印象です。

王道なくして邪道なしとは言うものの、王道を楽しませるには陳腐一歩手前で、かといってそれ以外の部分で強みがあるかといえば……?

もちろん体験版の範囲なんてたかが知れているので、今後大化けする展開があるやらないやらですが、少なくとも掴みが弱いと感じたのは私としては致命的でした。 これにフルプライスを出すのはちょっと躊躇われます。

とりあえず声優陣だけは豪華なのは間違いないので、そこがアピールポイントでしょうか。 もっとも、豪華声優陣なだけではアレだと思うんですがね。

ともあれ、体験版は無料配信なので、少しでも気になったのであれば私のグダグダを真に受けるよりも実際にプレイするのがいいかもしれませんが。

月英学園 -kou-│アークシステムワークス

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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『「月英学園 -kou-」の体験版が配信されていたので遊んでみたよ。』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2013/10/14(月) 02:18:04 ID:137a34db1

    先日ウェブラジオで紹介がありましたが、わざと王道に「見せかけて」いる様子。体験版には私も同じような印象を持ちましたが、それを聞いて何か面白い仕掛けがあるのではと購買意欲がわきました。

    • 名前:壬生狼 投稿日:2013/10/14(月) 05:08:45 ID:0e4c9c895

      コメントありがとうございます!

      なるほど、そのあたりも序盤の「お約束外し」に前兆があったと言えますね~
      まぁ所詮は体験版ですから、やってみると面白いのでしょうけれどね。
      ただ、そうだとしても私は残念ながらあまり興味は持てませんでしたが……。

      面白い作品だといいですね!!