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Googleに情報送信せずにGoogle Chromeを使う方法。Ironという選択肢

近年では「最高・最速のブラウザ」と評されることも少なくないGoogle Chrome(以下:Chrome)。
非常にすばらしいブラウザなのは間違いありませんが、何かにつけて入力した内容やアクセスしたページなどの情報が逐一Googleに送られるのは、あまりいい気持ちがしません。

しかしだからといってChromeの快適性に一度触れてしまったら、他のブラウザに移るのというのもふんぎりがつかない……。
そんなあなたにピッタリの、情報送信をせずにChromeを使う方法があるのです。

それは、「SRWare Iron(以下:Iron)」というブラウザを使うという方法です。

Ironとは?

Ironは、Chromeのオープンソース・サポートプロジェクトであるChromiumを元に作られたブラウザです。
根幹部分が一緒なので外観やエクステンション(拡張機能)の対応状況もほとんど変わらず、その上、いくつかの追加機能とGoogleへの情報送信機能が削除されたものがIronです。

つまり、プライバシー面での不安要素を取り払った上でChrome+αな使い勝手が提供されているブラウザなのです。
Ironはこちらで入手可能です。

こちらがIronの外観になります。
どうです、見分けがつかないでしょう?

ツールバー上のエクステンション群も何も問題なく動いています。

ログインも可能です。
Chromeから乗り換える場合、いちいちバックアップ→インポートをしなくても一度ログインして同期してしまえば移行も簡単ですね。

インストール直後はこの画面がスタートアップとなっています。

次項で少しだけ掘り下げて書いていきます。

Ironの特徴

既に書いたとおりですが、Chromeでできることはほぼ間違いなくできます。
ではChromeでできず、Ironができることをいくつか書いていきます。

  1. むやみやたらに情報送信しないのでプライバシー保護が強化されている。
  2. 設定ファイルの導入によって広告ブロック機能が使える。
  3. 同じく設定ファイルを編集することによってユーザーエージェントの切り替えができる。

1の情報送信が今回のキモというわけですが、Chromeだと本当に事ある毎に情報送信しているようなんです。
エラーやクラッシュのリポートのような当たり前のものから、トラッキング(追跡)、入力文字の送信、ブラウザごとにIDを割り振ってのプロモーションなどなど、ちょっといい気のしないものもたくさんあります。

Ironではこれらをゴッソリ削除し、ブラウザ自体からの情報送信機能はカットされています。

2の広告ブロック機能はこのページの設定ファイル(.ini)をアプリケーション本体のあるフォルダに放り込むだけで機能し、邪魔な広告をブロックしてくれます。
エクステンションにも同様なものが存在しますが、本体に含まれているのでエクステンションのものよりも安定性は高いかもしれませんね。

3はUA.iniというファイルを編集することでユーザーエージェントを切り替えることができます。
一般的にはあまり使う機会はないと思われますが、一応備わっています。

他にも自動アップデートの廃止(=バックグラウンド動作するGoogle Updater.exeの削除)も特徴としてあり、アップデートの際は公式サイトを覗かなくてはなりません。

ライトユーザーからヘヴィユーザーまで広くオススメできるブラウザです

以上のことから、現在Chromeユーザーの方は特にこだわりがなければIronに乗り換えることをオススメします。

もちろんChromeと全く同じというわけではないですし、重箱の隅をつつけば差異もあるかもしれません。
しかしそうまでしなければ見つからないほど同じ性能と機能を有していて、よりセキュアなのですから使わない手はないでしょう。

私は少し前からIronに乗り換えましたが、Chromeを使っていた頃の感覚と何ら変わりないどころか安心感は少し上ですらあります。
もしChromeないしGoogleのプライバシーに対する姿勢などに不安があるのであれば、Ironという選択肢をとるのが賢明かもしれません。

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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『Googleに情報送信せずにGoogle Chromeを使う方法。Ironという選択肢』へのコメント

  1. 名前:まるお 投稿日:2012/07/17(火) 20:00:10 ID:55aac4dab

    アクセス情報がグーグルに漏れてる…だと…?
    情弱な私はそんなこと全く知りませんでした\(^O^)/

    てことはあんなサイトやこんなサイトを閲覧していることも漏れているということですね、本当にありがとうございました。
    まぁクローム使っている人なんて壬生さんや自分含めて相当数いるわけだからいちいち気にしている暇なんてないわけだけど、確かにユーザーからすればいい気持ちはしませんね!

    すぐに乗り換えるわけではないけど、クロームに慣れてしまったので今後の選択肢としてはありですねぇ
    この前なんて久々に狐使ったら使い難くてすぐ閉じちゃいましたよ(´・ω・`)
    IEに至ってはもうしばらく起動すら(ry

    • 名前:壬生狼 投稿日:2012/07/17(火) 22:57:43 ID:c2dc77c0a

      大抵は「サービス品質のユーザーエクスペリエンスの向上のために」とか何とか言って情報集めていますからな……。
      Google日本語なども最たるもので、色々な情報がぶっこ抜かれているかと(;´Д`)

      集めた情報でGoogleの技術者個人がどうこうすることは考えられにくいけれども、アクセス情報や入力した文字列などから年代や興味の傾向を割り出し(パーソナライズ)て、壬生狼やまるおという人物像をデータベースに作成した上で各人にマッチした広告を出す……と言うことは全自動で行われていますな。
      パーソナライズとターゲッティングは要らぬおせっかいである場合が多いので、私は好きじゃありませんw

      もし乗り換えの必要性が出てきたならお早めに。
      手遅れ、という考え方もあるけれどw
      Firefoxは犠牲となったのだ……IE?そんなのあったk