こちらで更新継続中。Betraying The Martyrs「Breathe In Life」 レビュー

Betraying The Martyrs「Breathe In Life」 レビュー

フランス発のメタルコア・デスコアバンドによる1stアルバム。

エモーショナルでいてメタルコア的なアプローチやデスコア系のアグレッション、ところどころに挿入されるメロディアスなパートはマスコア的と言ってもいいですね。

甘っちょろくなりそうな要素を多く含むものの、メタル的なシリアスさはひしひしと伝わってくるので軽さはなく、しっかりと堪能できる一枚。

 icon-smile-o ここがイイ!

  • メロディックさとアグレッシヴさの両立と、様々な要素をごった煮にしてカオスな世界観を構築。それがまた心地良い。
  • 技術面は現状では今一歩な点もあるが、伸びしろがまだまだあるように感じられ、今後の展望に期待できる。
  • 一本調子にはならず、カオスさに任せてバラエティ豊かな楽曲を収録。エモーショナルな曲も存在。

 icon-meh-o 微妙・惜しい

  • なかなかドスの聴いたスクリーム・グロウルと、叙情的なクリーンは共に及第点以上だが物足りなさも。スクリームとグロウルは更に暴虐的に、クリーンはより多様性を持たせれば完成度はグッと高まりそう。

 icon-frown-o ここがダメ!

  • とくになし。
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詳細

頭はイントロ曲「Ad Astra」が再生されます。 この曲はシンフォニックな印象が強いイントロ曲ですが、続く「Martyrs」ではブラストビートとグロウルで幕を開け、なかなかしょっぱなからカオスな構成になっています。

3曲目「Man Made Disaster」はPVも用意されている楽曲だけに、アグレッシヴながらもキャッチーなメロもふんだんに盛り込まれた良曲。グッチャグチャに色々とつめこんだ彼ららしいナンバーでもあり、シリアスさも高め。

かと思えばインスト曲「Liberate Me Ex Inferis」ではデジタル・インダストリアルっぽさも感じられる音を出しているし、「Azalee」という曲はクリーンオンリーで歌い上げるスクリーモのバラードでありそうな曲まで収録。

こう書くと節操無くアレコレ広く浅くやっていそうだと思われがちですが、彼らの場合はどの方面も真剣に「好き」なんだろうなぁと感じられる曲作りをしていますね。

メロディセンスはかなり惹かれるものがあるので、早くも2ndに期待が高まります。

総括

1stにしてだいぶ形になっているバンドだと思います。

もちろんプレイ面(特にヴォーカル)で「もうちょっとだな~」と感じる部分もありますが、それ以上に今後の成長が楽しみなセンスが感じられました。

次回作では全編疾走するようなファストな曲がいくつか欲しいかなぁ。
※私は海外版を買っちゃったので、国内盤に追加された5曲に関してはよくわかりません。その中にファストな曲があるかもしれませんね。

ともあれ、新世代メタルとして注目したいと思わせるアルバムとなっています。

PV:


書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
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