こちらで更新継続中。「ボーン・アイデンティティ (原題:The Bourne Identity)」 レビュー

「ボーン・アイデンティティ (原題:The Bourne Identity)」 レビュー

小説原作の大ヒット・スパイアクションムービー、ボーンシリーズ第一作目。

男は背中に銃弾を受け、海を漂っていた。 漁船に救われ一命を取り留めるものの、気がついた時には自分が何者なのかすらわからない記憶喪失に陥っていた。 唯一の手がかりを頼りに、ある銀行へ行く男。 銀行に預けられていた自分の私物には、「ジェイソン・ボーン」の名が記されたパスポートと、大金、そして拳銃がおさめられていた……。

以降のシリーズ路線などを決定づけた第一作だけあって、スリルやアクションシーンなどのバランスが最もよい作品です。 少年っぽささえ感じられる主人公の風体と、見た目とは裏腹にいざというときに無類の強さを誇る格闘術とのギャップにしびれます。

 icon-smile-o ここがイイ!

  • 記憶喪失。 何者かによる追手。 このふたつの緊張感が本作を非情にエキサイティングなものにしている。
  • ジェイソン・ボーンというキャラクターの設定・描き方が面白い。

 icon-meh-o 微妙・惜しい

  • リアリティを持たせたというアクションシーンの割りに、打撃音などがいかにも作り物めいた音なのがちょっと気になる。

 icon-frown-o ここがダメ!

  • とくになし。
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今更語るような作品ではないですが

ボーン・レガシー鑑賞に併せて、今一度第一作目から見よう!ということで再度見ましたが、やはり私は第一作目が一番好きですね。

なんといっても、自分が何者か分からない(けれど、戦闘術をはじめさまざまな知識がある)という非情に大きな不安感と、常に追手の気配があるという緊張感。 このふたつがあるからこそ、本作の追走劇は印象的で、とても面白みがあるのです。

そして圧倒的不利な状況に常に置かれていつつも、ジェイソン・ボーンのしかける頭脳戦・心理戦によって最新鋭の追手を巻く・倒すという点も、観客に痛快だと思わせています。

そうした強さを見せるジェイソン・ボーンですが、単に完全無欠という描き方ではなくて、知れば知るほど不安になる……しかし知らずにはいられないという苦悩ですとか、無用な殺生はしたくないという、彼の正体らしからぬ人間像も魅力的ですね。

総括

さすがに何度も見ていますので、ここが新鮮!とかなんだとか、まるで始めてみた作品のように改めてレビューするのは難しいですね。 それゆえ、短めの文章となります。

一連のリズム・テンポ・展開をとってみても完璧な配分であるのが、シリーズでは本作!と感じて疑わない出来です。 もちろん以降の作品も素晴らしいアクション映画ではありますが、最もうま味を閉じ込めた作品といれば、このボーン・アイデンティティでしょうね。

スリリングなアクション映画が好きなら、見ておくべき作品です。

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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