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「ヴァルハラナイツ3」 レビュー

※割と序盤で投げ出したため、不完全なレビューであることをご理解ください。

マーベラスAQLが力を入れて送り出したという、RPGシリーズ第三弾。

プレイヤーはある使命を帯びて、犯罪などが蔓延する監獄都市に派遣されることになります。 そこで見たものは、あらゆる欲望が交錯する別世界。 任務を果たせるのか、はたまた悪事に染まるのか。

キャラメイク、アイテム収集、自由度の高いキャラ育成などやりこみ派や旧来ゲームファンにもアピールしそうな要素がふんだんに盛り込まれた本作ですが、近年の作品とは思えない品質の低さが最大のネック。

快適性は皆無と言って過言ではなく、とてもじゃありませんが楽しむ以前の問題だったりします。

 icon-smile-o ここがイイ!

  • クセがありつつもなかなか魅力的なキャラクターモデル。
  • アイテム収集、思い通りのキャラクター育成といったこだわり・やりこみ方面のシステムはGood。

 icon-meh-o 微妙・惜しい

  • 本作の押し出すダーティな部分や、それに付随したシステムは実は真新しいものは少ない。
  • 独特なキャラクター、演出はウケる人にはウケる一方、多くの人には寒い・痛いものに映りそう。

 icon-frown-o ここがダメ!

  • なんといってもロードの長さ・多さが致命的。 パッチで改善されたといっても、それでもまだまだ長すぎる。
  • 劣悪すぎるバランス。 これは高難易度とは言えない。
  • 移動の遅さ・煩わしさ。
  • 操作性は基本的にダメ。
  • 楽曲・効果音の不出来。 特に効果音は音質がかなり悪い。
  • システムの安定性も×。
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なぜ、途中で放棄したか

ふだん私がゲームレビューを書く場合は、ひと通りのシステムを網羅するなり、クリアしてから書くことが多いです。 最後まで遊ばないと真価がわからないものもあったり、評価が変動するものもあるからです。

そこのところで本作も完走してみれば、また評価や印象も変わったのかもしれませんが……最後まで見届ける気すら失せる仕様のオンパレードでした。

なんといってもロードの長さ! なんだかんだでこれが致命的で、エリア移動の多いデザインにもかかわらず20秒弱のロードがはいるんです。 これでも改善されたほうだといいますが、せいぜい1割削減くらいの体感でしかありません。

街の中などはヒドいもので、エリア内移動に5,6秒しかかからないのにまたロード(20秒弱)を繰り返すわけです。 店に出入りしようものなら、そりゃもう長いこと待たされるわけで。

さほど作品に熱中していない段階からこれを繰り返されると、作品にいい印象を持つのが難しいです。 プレイ時間の3割くらいはロード時間なんじゃないの?と思うくらいのロード地獄。 おまけにたいしたグラフィックレベルでもないのが腹立たしくすらあります。

システム安定性も問題

そんな糞ロードや、ぶっこわれた戦闘バランスの戦闘をしのぎつつ、これまたおかしな強さのボスをなんとかかんとか倒して、キャラクターがレベルアップ!

本作にはステータス振り分けなどが存在するので、やっぱりすぐにメニュー開いてステ振りしたくなるわけで。 ですが、ここで罠発動。

ステ振りを終えて確定し、マップ画面に戻ろうとするも……操作の一切を受け付けなくなりました。

フリーズともまた違い、BGMは流れていますし、メニューで表示されるキャラクターも息遣いモーションは再生され続けています。 単に操作不能。

しかし本作はオートセーブなんて快適設定は採用されていませんので……ここまでに乗り越えてきた糞ロード糞戦闘など全ては水泡に帰すのです。

頻繁に覗くであろうメニュー画面で操作不能起こすようなシステムって正直どうなんですかね? まぁ、あの糞ロード(そればっかり)を実現しているようなシステムですから、不具合があってもなんらおかしくないわけですが。

ロード時間で蓄積されたイライラと、本当の意味で時間を無駄にさせてくれるシステムの不安定さが決定打となり、本作のプレイをぶん投げる決意をしたのでありました。

いいところもあるんですよ?

そんな本作ですが、キャラクターの作成や育成・強化の自由度はかなり高いもので、RPG好きとしては心惹かれるものになっています。

装備を変えれば外観が変わるのは当然の事、先ほど挙げたステ振りのほか、ジョブを変更してのスキル習得を重ねて思い思いのキャラクターを追求できるという、こだわり・やりこみ好きの人にはたまらないシステムを搭載しているんですよ。

とことん前衛系スキルに特化したり、物理・魔法攻撃・回復など全てに通じるキャラも育成可能でしょう。

そしてハック&スラッシュ的な鑑定アイテムなどなど、往年のRPG好きの目も引くシステムを設けたりと、かなりRPGの面白さを濃縮した作品……のはずなんですがねぇ。

結局は、前項のクソすぎる二大項目がそれを塗りつぶしてしまいました。

まさぐりだのなんだのも特に真新しいものでもない

本作の特徴として挙げられるシステムのひとつに「まさぐり」というものがあります。

倒した敵の身体を文字通りまさぐって、アイテムを取得するというダーティな世界観に沿ったシステム……ということなんですが。

これ、単に「まさぐり」と故障を変えただけで、全然全く新しいシステムじゃないですよね?

ハンティングアクションでは剥ぎ取りだの捕食だの鬼祓いだのという名称がありますが、重要なシステムではある一方、別段そこまで前面に押し出してのフィーチャリングはされませんでした。

RPGとしては倒した相手から何かしら金品をいただくというのは常態化しており、そういう観点からも真新しさはありません。 イメージ的にも内容的にも、どこにも創造性のかけらもないのです。

そんな、既存の使い古されたシステムを言い換えただけのモノをドヤ顔でアピールするその根性は素晴らしいですが、そんなものしかアピールできない時点でお察しではあります。

もうひとつ大きく喧伝されていた「夜の蝶」たちとのコリャコリャ。

まぁ、私は一回やったかどうか(記憶に残っていない)なんですが、こっちはそこそこ力を入れていたように思えなくもないです。 ストーリーが進むと結構エグかったりモロな表現もあるとかないとかですが、デメリットを我慢してまで見てみたいとは到底思えなかったです。

正直、どうでもよくなってしまったんです。

ただ、このシステムは本作を特徴付ける一要素ということで間違いはなく、その点に関しての期待はさほど裏切らないんではないかと思います。

その他で苦行どころか地獄を強いられますが。

総括

長々ネチネチと書いて来ましたが、端的に言えばクソゲーです。

クソゲーとはいっても遊べる部分に関しては味わい深いものがあるのは事実で、そこは好意的というか、むしろ賞賛できるくらいのものがありました。

他方、ゲーム・商品としての品質を考えた場合には、クソというかゴミというか、そういった評価を下さざるをえないのもまた事実なのです。

もったいないクソゲーという感じで、全てが全てクソなまごうことなき真性のクソゲーというわけではないのです。 よって、本作の面白みのある部分に強烈に惹かれた方には、クソゲーと言いつつもとても長く楽しめる作品になりえるのです。

しかしそんな人は、少なくとも大多数とはいえないでしょう。 よって、一般的には決してオススメ出来ない作品であります。 過去のヴァルハラナイツや、クソゲーマーを自認する方には意外とハマるゲームになるかもしれません。

なお、私はもう二度とこのシリーズは買いません(一応、初代はクリアしたんですが、あちらも結構ひどいものでした)。

ヴァルハラナイツ3

書いた人はこんな人

壬生狼
壬生狼(みぶろ)と申します。 miburo666/ルプス(Lupus)は概ね同一人物。 ゲーム、音楽、映画/アニメ、イラストなどが趣味。 ここでは音楽や映画/アニメを中心に、趣味関連の記事を書いていきます。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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